PROJECT STORY グレイスウッドコンフィーネ中央林間

19棟分譲に挑む、 相場を超えたハイクラス開発の舞台裏。 ―部署横断型の街づくりプロジェクト―

Project Member

  • 福本 伊光

    2005年 入社

    福本 伊光

    (株)東横建設
    住宅事業本部 用地開発部
    部長

    戸建用地開発営業。今回の用地仕入れを担当。

  • 菊地 大輔 2005年 入社 菊地 大輔

    (株)東横建設
    設計部
    次長

    物件の設計を担当。

  • 橋本 洋次郎 2015年 入社 橋本 洋次郎

    (株)リビングライフ
    ディベロップメント事業部 建設部
    課長代理

    施工監理として物件を完成へ導く。

  • 川上 翔平

    2013年 入社

    川上 翔平

    (株)リビングライフ
    ディベロップメント事業部 営業部
    課長

    販売営業。物件をお客さまへご紹介。

19棟分譲の大舞台で、
相場より高い物件に挑戦

  • 福本 福本

    中央林間エリアで19棟の戸建てを一挙に開発するのは、ちょっとした「街づくり」ですね。この規模の土地を仕入れることは簡単ではないので、非常にやりがいを感じました。

  • 菊地 菊地

    たしかにここまで大規模な分譲はなかなかないですよね。私もこの規模感には最初は戸惑いましたけど、ハードルが高い大規模プロジェクトだからこそ、設計の腕の見せ所というのもあり、面白そうだなって。

  • 福本 福本

    ただ最終的に周辺の相場よりかなり高めの価格設定になり、仕入れた立場ながら、正直「本当に売れるのか?」って思ってました(笑)。

  • 川上 川上

    販売営業の立場でも、正直そう思ってました(笑)。いくら質がよくて付加価値が高くても、近隣物件より高いとなるとお客さまが購入をためらう要因になりますからね。最初は不安もありました。

  • 橋本 橋本

    施工監理の立場としては、その19棟をどう建てていくかってところが第一のハードルだと思いました。初めてのエリアだったので、下請け工務店さんも含めていつもと違う動きをお願いすることになりそうでしたから。

  • 菊地 菊地

    この土地を仕入れるにあたっては「地主さんが信頼している仲介さんの紹介でウチに話が来た」という背景があったんですよね?

  • 福本 福本

    そうなんです。「安心して任せられる会社に売りたい」という地主さんの思いがあり、しかも20年来の付き合いがある仲介会社さんが「ここなら大丈夫です」って推薦してくれたので、無事に仕入れることが出来ました。

  • 川上 川上

    規模が大きい分、社内で「どう進めるか」を頻繁に話し合いましたよね。

  • 菊地 菊地

    設計としては「外観の統一感を残しつつ、棟ごとに個性を出そう」という軸を決めたんです。街としての一体感はあるけど、棟によってテラスを付けたり吹き抜けにしたり、土間を設けたり。自転車スペースがほしいとか、ワークスペースが欲しいっていうニーズにも応えられるように配慮しました。

  • 福本 福本

    一棟一棟のこだわりと、さらに建築費の高騰もあり、最終的に相場より高めの価格設定になりました。仕入れた責任もあり、うちの社長が現地を視察したときは緊張しましたね(笑)。

  • 菊地 菊地

    でも、あとから「内装が良かった」って褒めていただけたことには驚きました。普段はなかなか言葉にしない方なので、嬉しかったですね。

  • 橋本 橋本

    やっぱりグループで取り組むプロジェクトなので、社長も気合いが入ってたんだと思いますよ。

小さい“おせっかい”を重ねる社内連携で、
アクシデントにも迅速に対応。

  • 橋本 橋本

    実際の工事が始まってからは、設計と施工監理、そして営業が一体になって連携することが大切でした。外構のタイル割りや石貼りなんかは、図面と現場で「ちょっと違う」ってなるのが日常茶飯事で。

  • 菊地 菊地

    うちの設計部でも、社員一人ひとり得意分野が違うんです。外構が強い人、インテリアに強い人、間取りを考えるのが得意な人。みんなで分担しながら、細かい仕様を固めていきました。橋本さんには「ここは数ミリ調整してもらえますか?」とか、何度も連絡していましたよね。

  • 橋本 橋本

    正直、毎日のように電話とLINEが飛んでました(笑)。でも現場って生ものみたいなもので、予定通りに進まないことが山ほどあるんですよ。だから設計側と都度コミュニケーションしながら手を加えていけるのはすごく助かりました。

  • 川上 川上

    営業的にも完成前のお客さまへの説明って大変なんですよ。「ここはどんな色合いで、どんな設備が入るんですか?」って細かく聞かれたときに、すぐ設計や施工監理に確認できるのは本当にありがたい。普通は「少々お時間ください」って言って後日回答になるところ、わりとその場で「あ、こうなりますよ」って返せるから、お客さまの安心感が違います。

  • 菊地 菊地

    外壁や屋根、床下まで高性能断熱材をぐるりと施工するZEH仕様の断熱性能とか、太陽光発電が標準搭載っていうのも、資料や図面だけだと想像しづらいですもんね。川上さんが「これは価値があるんですよ!」って力説してくれてたのをよく見かけました(笑)。

  • 川上 川上

    ZEH仕様だと光熱費が年間で30~40%削減され、居住者にとっての快適性とランニングコストの低減を両立できるのが大きな魅力ですからね。ただ「周辺相場より高い」ってところがネックになるので、「なんで高いのか」をちゃんと説明しないと伝わらないんですよ。

  • 菊地 菊地

    ZEH仕様は断熱材やハイブリット給湯器の導入で材料費だけでも通常の2~3倍のコストがかかりますし、工事期間も追加で1~2週間を要しますから。そこをお客さまにきちんと説明して、価値を伝えてもらえたのがありがたいです。

  • 川上 川上

    営業側としても、ほかの部署に助けてもらうことはたくさんありますよ。台風の日なんかは現場がぐちゃぐちゃになりがちで、お客さまを案内する前に掃除したくても人手が足りない……というとき、施工監理の皆さんが掃除してくれて感動しました。

  • 橋本 橋本

    お客さまが来たときの印象が悪くなっちゃいますからね。営業も職人さんも関係なく誰かが気づいたらパッと動けることが一番かなと思います。

  • 福本 福本

    僕ら用地仕入れは普段は「土地を買うまで」で仕事が終わりになりがちなんですけど、今回はプロジェクト全体が大きいから最後まで気にして見守ってました。販売の担当にはお客さまの反響や契約状況を毎週確認してましたね。

  • 川上 川上

    「売ってくれよ!」というプレッシャーかと思いきや、福本さんは仕入れのときの情報とか、相場感を共有してくれるので助かりました。本当に協力しながら乗り越えていった感じですね。

密なチーム戦だからこそ、
大型の横断型プロジェクトに挑戦できる

  • 菊地 菊地

    結果的に19棟それぞれが個性ある住宅になったのですが、外観と外構は街並みとして統一感が出たと思います。インテリアは厳しい社長が珍しく褒めていましたし、間取りとカラーコーディネートも「お客さんから評判がいい」と聞いて、設計メンバーみんなでガッツポーズしていました。

  • 橋本 橋本

    僕の中で印象深いのは、外構の石貼りですね。石って重いし加工も難しいんですよ。腰を痛めた職人さんがいて大変そうだったんで、事前に部署の仲間に声かけして職人さんと一緒に作業したことは忘れられないですね。終わったあとに「今日はみんなで打ち上げしましょう!」って職人さんに言われて、嬉しかったです。

  • 橋本 橋本

    やっぱり“チームで作り上げる”って感じが強い現場でしたね。僕は仕入れ部門ですけど、やっぱりこういう横断型プロジェクトだと、どこかの部署が手を抜いたらうまくいかないですよ。「売れるだろう」と安易に考えると大失敗する。今回はうまくいったからこそ、改めて「連携って大事だな」と思いました。

  • 川上 川上

    皆さんがつないでくれたバトンだからこそ、営業としての責任もあって。お客さまの不安を少しでも不安を解消できるように、駅までの距離を気にされてるお客さまがいたら、一緒に歩いてみたりルート動画を作って見せたり。それがお客さまにとっては大きな安心材料になるんですよね。「人のために動きたい!」って人がいたら、うちの営業はすごく向いてると思います。

  • 菊地 菊地

    設計もそうですよ。一見、図面を引くだけの仕事に思われがちですけど、実際は施工監理や営業とコミュニケーション取らないと前に進まないので、人と関わるのが好きな人が大活躍します。若手でもどんどんアイデアを出せますし。

  • 橋本 橋本

    僕は普段の施工監理とは違う視点を学びました。大型分譲だと「住んだあとも街全体でどう見えるか」ってところまで考えないといけない。しかもグループ会社同士で連携して、マンションのノウハウも持ってきてくれて、戸建てとはまた違う発想があったりして、すごく勉強になりましたね。

  • 福本 福本

    就活生の皆さんには「不動産はお堅い仕事」と思わず、チャレンジしてほしいですね。仕入れ営業は不動産経験の無い新人だとなかなかやらせてもらえない領域ですけど、うちは意外と新人から仕事を任せ、若いうちから大きな額の案件に携われるチャンスもあります。

  • 川上 川上

    失敗しても先輩たちがフォローしてくれますからね。僕が入社してすぐのころも、周囲がおせっかいなくらい助けてくれて、そこから「自分も困っている人を手伝おう」って考え方が自然に身に付きました。

  • 菊地 菊地

    大きなプロジェクトをやり遂げると、やっぱり達成感もひとしおです。今回の19棟は本当にいい経験になって、次はもっとうまくやれる自信があります。

  • 橋本 橋本

    そうそう。今回のノウハウを活かして「もっと大きな街づくり」に挑戦してみたいですね。それこそ商業施設とかも含めた大規模開発とか、ワクワクします。

  • 橋本 橋本

    ぜひ新しい力に加わってもらいたいですね。そして何より、不動産って人同士の信頼関係が大事なんだってところを知ってほしいです。それが「相続案件」とか「大規模開発」とか、いろんな場面で活きてきますから。

  • 川上 川上

    実際、今回のプロジェクトも地主さんとの信頼関係がなければ始まらなかったですし、現場も“おせっかい精神”がなければ乗り越えられなかったですもんね(笑)。

  • 菊地 菊地

    本当に。こうして最後までチームでやり切れてよかったですよね。またもっと面白い企画があれば、新しいメンバーを迎えて楽しみながら乗り越えたいです。

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