INTERVIEW施工監理

初の新卒現場管理・監理が築く、 職人との信頼関係。

リビング建設(株)

2022年入社

石江 優斗

ISHIE YUTO

出身学部・学科:

建築デザイン科

QUESTION

仕事内容を教えてください。

技術職の新卒第1期生として、職人さんと関わりながら現場の「管理」と「監理」を行っています。現場管理は、工務店の立場で職人さんや業者さんへ直接工事を依頼し、工程・品質・安全面の管理を一手に引き受けます。現場で直接やり取りするため、設計図面の意図を細部まで伝えやすく、仕上げの調整もその場で行えます。
現場監理は建設会社の立場から各工務店に業務を委託し、仕様が守られているかなどをチェックします。職人さんと直接関わらない分、意思疎通が重要です。現場管理で培った知識を活かして丁寧に打ち合わせを重ね、工務店さんからは「さすが、分かってるね」と言っていただけるようになりました。

QUESTION

仕事のやりがいや喜びは?

職人さんと協力して、綺麗に現場を納められたときに、大きな達成感を得られます。職人さんとしっかり向き合うと、作業効率や仕上がりを向上させるための工夫を教えてくれて現場管理スキルが向上します。
職人さんの声は、成長の糧。職人さんから「制震装置の金物が、間取りや構造の制限に干渉しやすい」と聞いたことがあったので、図面を先にチェックして現場でのトラブルを回避したところ、喜んでもらえました。こうして職人さんからの提案や知識を吸収していくと、自分自身の成長を実感できます。

丁寧なコミュニケーションで、全員が納得できる家づくりを実現。

QUESTION

大変だったことや気を付けていることは?

建設業はどうしても騒音や工事車両の出入りで近隣住民に迷惑をかけてしまうため、上棟(骨組みを立てる工程)までには必ずお会いできるよう何度も足を運び、「何月何日に大きい車が入ります」とお声がけします。事前に伝えれば「車どかしておくよ」などと協力してくださる方も多いですね。
万が一トラブルが起きそうなときは、謝罪に加えて「私がしっかり管理します」と伝えます。職人さんにも「路上駐車はしない」「タバコは決められた場所で」など細かい注意事項を伝え、ちょっとした心配りとコミュニケーションで現場全体のスムーズな進行に寄与しています。

QUESTION

会社の好きなところは?

建設部内の情報交換がしやすいところです。困ったときはLINEグループやオフィスで投げかけると、すぐに上司や先輩からアドバイスがもらえます。今は下の代も入ってきて若手社員が増えたのですが、若手でも自分の考えを自由に発言できる雰囲気があって、安心して働けます。
いろいろな立場の人が協力し合う文化が根付いているからこそ、職人さんや近隣の方を含めた円滑なコミュニケーションができ、良い建物を作ることが出来るのだと日々実感します。

SCHEDULE 1日のスケジュール

9:00

出社

着替え、メールの確認を行い、本日の行動予定の確認

10:00

現場確認

担当現場に行き、進捗の確認及びチェック、職人さんとの打ち合わせ

11:00

検査対応

現場にてさまざまな検査の対応。金物や鉄筋、断熱材から構造が申請どおりかの検査に加え、役所の検査や、年5回の第三者機関検査も

12:00

昼食

休憩

13:00

内覧会準備

戸建てを購入した方向けに、実際の物件で行う内覧会の対応

15:00

帰社

夕方事務所に戻り、事務作業。工事における手配関係や検査の申請対応

18:50

退社

自宅で趣味の模型作りの続き!

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