入社理由
営業には向いてないと思っていた。そんな自分を、変えたかった。
もともとは銀行や公務員志望でした。ですがなかなか縁がなく、就職活動は難航。「このままではダメだ」と思い、他業界の民間企業にも目を向けることに。もともと内気な性格で、あまり人と話すのが得意なほうではなかったのですが、そんな自分を変えたいと営業職を探しました。そんなときに出会ったのがリビングライフです。まず魅力に感じたのは東京南部・神奈川エリアに特化して、密度を濃くやっているところ。それは入社した今でも強く感じています。あとは説明会や面接で感じた働く社員たちの雰囲気。採用担当の方がとてもイキイキしているのが好印象で「いい会社だなぁ」と。それが決め手ですね。
現在の仕事
「あなたもしかして地元の人?」そう言われたら一人前。
戸建住宅の売買仲介が私の仕事。SUUMOなどのポータルサイトや現地販売会の情報をご覧になり、お問い合わせやご来店・ご見学に来ていただいたお客さまに対して、ニーズをヒアリングし、マッチした物件をご提案していきます。戸建住宅の売主さまから現地販売会を任されるのは、数ある仲介業者の中でも1社のみ。当社はこのエリアで豊富な実績があるため信頼が厚く、任せていただけることが多いです。地域密着の強みは、他社では知りえないネット未公開の物件情報を入手できること。またこのエリアのお客さまは現在の家から1~2km圏内で新居を探す方が多く、より地域に詳しい営業が信頼されるので、そういった点も営業のやりやすさにつながっています。
思い出に残った出来事
一見クールなお客さまから届いた感謝の手紙。
ある若い御夫婦にご購入いただいたときの話です。条件が定まっておらず、まずは大田区から鶴見・川崎まで幅広く足を伸ばし、物件を探すところからスタート。1日がかりの見学を何日も行い、2ヵ月かけてようやく気に入る物件に辿りついたのですが、今度はローンで大苦戦。事前審査は通過したものの、本審査で断られてしまったのです。これはかなりのレアケース。私自身、7年この仕事をやっていて初めての経験でした。あらためて銀行を探して審査を通すまでに更に2ヵ月ほどがかってしまい、引き渡しも予定から大幅に遅れてしまいました。しかし後日、お手紙と食事券を送っていただき、びっくりしたのを覚えています。一見クールで、そういうことをされるタイプだとは思っていなかったので。うれしかったですね。

会社の好きなところ
ここには悩んでいる人間を、放っておく人はいません。
私が入社1~2年目のころは、落ち込んでいたら「飲み行くか」と先輩がよく飲みに誘ってくれました。とくに仕事の話をするわけじゃなく、他愛もない話で盛り上がったりして。いま思えば、あえて仕事の話にふれなかったんでしょうね。「すごく周りを見てくれている」と思いましたね。現在、私は課長という立場です。今度は私が部下にそう接してあげる番。マジメントを学ぶ外部セミナーなどにも参加し、部下の気持ちをいい方向に、正しい方向に導くための技術を磨いていきたいですね。上から指示するのではなく、同じ目線で、本人が気づくよう誘導してあげられる。そんな上司を目指していきたいです。
今後のこと
部下に背中を追ってもらえる、そんな上司になりたいです。
14チームある住宅流通事業部の中で、成績で年間1位を獲りたいです。そのために欠かせないのが部下の成長。営業はどうしても契約してもらえるかどうかに目が行きがちですが、お客様に喜んでもらえた数が契約の数になるということを忘れてはいけません。お客様に喜んで頂くためには、地域や物件についての情報の質と量を高めることはもちろん、「ここまでやってくれる不動産会社は初めて」と言われるくらい、お客様の不安や不満解消のために何が出来るかを考えることが大切です。さらに宅建・FPといった資格を取得することで、ただの「良い人」ではく確かな知識を持った「プロ」として信頼して頂けます。私も昨年FP2級を取得し社内資格「ライフ・エキスパート・プランナー」に認定されました。まずは私自身が体現し「麦倉次長みたいな管理職になりたい」と部下の目標になれるような上司を目指しています。