更新日:2017.04.25
「まもりBOX」お披露目会の様子
防災備蓄庫とは、大地震など、万一の災害時に住民が利用する生活必需品を保管するスペースのことです。東日本大震災から6年、熊本地震から1年が経過し、改めて防災意識が高まっています。安心できる設備として新築マンションに設置されることの多い防災備蓄庫ですが、中古マンションに設置されているケースはまだ多くはありません。
株式会社リビングライフ(本社:東京都世田谷区、代表取締役:炭谷久雄)は、「ディベロッパーとして常に安全・安心な家をお届けしなければならない」との思いから、新たに開発分譲するすべての物件に防災備蓄庫「まもりBOX」(2013年グッドデザイン賞受賞)を設けています。
「リリファ八王子北野」(八王子市、75戸、分譲中)は、社宅を一棟丸ごとリノベーションした中古マンションですが、建物の構造や設備を検査・改修し、さらに共用部にまもりBOXを新設することで、万一の災害に備えています。この度、同マンションで共用部リノベーション工事確認会にあわせ、お披露目会が開催され、入居者にまもりBOXの中身が公開されました。
気になる中身は
・ ストーブ
・ ハロゲン投光器
・ 仮設トイレ
・ 発電機
・ 災害避難テント
・ かまどスツール
・ 発電機
・ AED
・ 電動アシスト付自転車など
個人では揃えることが難しい大型の器具や備品が多数用意されています。特に人気があったのは“かまどスツール”。これは、緊急時にはかまどとして利用できるスツールです。入居者は日頃、目にしない発電機やかまどベンチの使用方法に熱心に耳を傾けていました。
阪神大震災や東日本大震災で被災地に物資が届けられたのは約3日後。リビングライフは災害発生から3日間を明るく・暖かく・安全に過ごしていただけることをコンセプトに、まもりBOXの中の備品を選定しています。
万一に備えていれば、日常も明るくなります。