リビングライフ 横濱散策ガイド 【根岸・本牧エリア】

自然あふれる森林公園
アメリカの香りのこる本牧
あの頃の気持ちに戻れる
ノスタルジーの街

アメリカの記憶を残す
異国情緒あふれる店たち


四季を楽しめる根岸森林公園

かつて米軍基地の街だった本牧。今もその香りを残す店などは多いものの、ほとんどが新しく生まれ変わっています。四季折々の表情を見せてくれる根岸森林公園には、約560本の梅の梅林と、その隣には約400本の桜が連なっています。梅を見に、そして桜の下でお花見を。広い敷地でのんびりと楽しめます。芝生公園もあり、ペット連れでもにぎわいます。また、遊具広場もあり、お子様もめいっぱい楽しめます。中には「競馬記念公苑」があります。ここは、慶応3年に日本初の洋式競馬が行われたところ。ポニーセンターでは可愛いポニーを飼育しているので、決まった日時でポニーに会うことができます。また、記念館もあり、馬に関する展示が見られます。

米軍根岸住宅・米軍第五消防署

日本にいながら、日本でない風景。米軍根岸住宅に来ると、まるで外国に来たような気分にさせられます。手入れの行き届いた芝生に、かわいい洋風の家。そこに広がる風景は、まさにアメリカの郊外の風景。残念ながら中に入ることはできませんが、外から眺めるだけでも旅行気分が味わえそうです。 住宅内には基地内販売店、教会、学校、診療所、図書館、銀行、郵便局、ボーリング場など、生活な必要なものが一通りそろっています。こちらには、日本人ははいることはできませんが、日本の公道に面して建てられた「米軍第五消防署」は見ることができます。日本の消防署とは全く違う建物や、アメリカ製の消防車など、こちらも異国を感じられます。

ユーミンに歌われた「ドルフィン」、
おいしいコーヒーなら「Bee's cafe」へ

根岸にある「ドルフィン」はユーミンファンなら誰もがしっているお店。荒井由実時代の「海を見ていた午後」に歌われる、伝説のレストランなのです。歌詞には、「ドルフィン」から見える風景が歌われています。夜中の3時までやっているので、深夜のドライブにもピッタリのデートスポットです。本牧通りに行くなら、おいしいコーヒーとサンドイッチが楽しめる「Bee's cafe」へ。アートの展示やライブなどイベントも盛りだくさんです。

1.根岸森林公園・競馬場跡|2.根岸森林公園桜並木|3.競馬記念公苑|4.US・NAVY消防署|5.ドルフィン|6.浜マーケット|7.浜マーケット|8.三渓園


9.ゴールデンカップ|10.Mooneyes Area|11.Yokohama Bee’s cafe|12.MOVIX本牧| 13.マイカル本牧付近

レトロな商店街「浜マーケット」

戦後の闇市が発展してできた「浜マーケット」。戦後すぐは道に野菜、果物を並べるだけといったマーケットでしたが、昭和29年にはアーケードができあがりました。野菜、果物、肉、魚からお花やお菓子、日用品まで、いろんなものが揃うマーケットです。元気なお店の人とやりとりしていると、こちらまで元気になれそうです。

古建築が立ち並ぶ三渓園

三渓園」は生糸貿易によって財をなした原 三渓によって1906年に公開された日本庭園です。美しく整えられた庭園には、京都や鎌倉などから移築された歴史的に価値の高い建造物が配置されています。建造物のうち、重要文化財10棟、横浜市指定有形文化財3棟となっています。三渓は、新進芸術家の支援も行っており、前田青邨の「御輿振り」、横山大観の「柳蔭」、下村観山の「弱法師」など近代日本画を代表する多くの作品が園内で生まれました。

伝説の本牧「ゴールデンカップ」

1964年オープンの「ゴールデンカップ」は本牧を代表するクラブ。ベトナム戦争の真っ只中に生バンドでダンスを踊るGOGOクラブとしてオープンしました。当時は近隣に住む米兵が多く訪れました。グループサウンズのゴールデンカップスが生まれたのもこの店です。店内には45年たった今も、当時の雰囲気を残しています。食事はすべて手作りの洋食。名物のピザを片手に、45年前の本牧のムードを感じるのはいかがでしょうか。

ショッピングセンターのさきがけ、マイカル本牧

1989年、バブル景気絶頂期にオープンしたマイカル本牧。日本の大型複合ショッピングセンターの歴史はここから始まりました。当時は水族館のような鮮魚売り場があったり、高級ブティックや高級レストランがあり、大変なにぎわいでした。現在は規模を縮小していますが、SATY、シネマコンプレックスの「MOVIX本牧」があり、家族みんなで楽しめます。


PIC UP
USS シーメンスクラブ

本牧ふ頭の「ユナイテッドシーメンスクラブ」は1942年の設立。その名の通り、当時は外国人船員専用のクラブとして有名でした。大さん橋、弁天橋と場所を変えてきて、現在の場所に来たのが1974年。当時から変わっていないというプールバーを中心に、レストラン、バーがあり、ピンボールで遊べるエリアがあり、食事だけでなく様々な遊び方ができます。アメリカ船員たちが愛飲するカクテル「セブンセブン」(セブンクラウンと7UP。※セブンクラウンは、アメリカンブレンデッドウイスキー)は、こちらのお店が発祥だといわれています。今でも船員が多く立ち寄るお店なので、本牧らしい異国の雰囲気を味わうにはもってこいのお店でしょう。


all image:USSシーメンスクラブ

DATE

USS シーメンスクラブ

(045)623-2231
横浜市中区本牧ふ頭3番地
[月〜土] 11:00〜20:45 [日] 11:30〜20:45 ランチ営業、日曜営業
http://www.mymachinery.jp/seamensclub/