立地や広さなど、マンション選びのポイントはさまざまありますが、重要なポイントの1つとして「建物の安全性」も挙がります。

ここでは、中古マンション購入前に知っておきたい住宅保険についてご紹介します。

「瑕疵(かし)」とは傷や欠点、過失、またそれらがある状態を意味します。
住宅における瑕疵は、引渡し時には知ることができなかった耐震強度と防水機能の不足が当てはまります。
「住宅瑕疵保険」に加入している住宅ならば、これらの不備あった場合、その補修費用や損害賠償が補償されるのです。

また、住宅瑕疵保険に加入するためには、建築士など専門家の検査に合格する必要があります。
住宅瑕疵保険に入っている住宅は、より安全安心が保障された住宅といえるでしょう。

新築住宅は「住宅品質確保促進法」によって、住宅の売主や請負業者に対して瑕疵保険への加入が義務化されています。
また、積立金による保証金の確保も義務付けられているため、売主が倒産するようなことがあっても、買い主は十分な補償を受けることができます。
しかし、中古住宅はこの限りではありません。

保険への加入には強制力が無いため、瑕疵保険に加入していない住宅も多いのです。
中古物件を買う場合、保険加入の有無を調べる必要もあるでしょう。
ただし中古物件の場合、給配水管、電気設備といったものも保障内容に含まれるなど、中古ならではのメリットもあります。

リビングライフのマンションも、この瑕疵保険に加入しています。
5年間で最大1000万円までの保証があり、万が一不備があったとしても十分な保証を受けることが可能です。
また「既存住宅性能評価制度」によって国土交通省認定の第三者機関による評価づけが行われ、最高位である評価Aを受けています。
加えて、定期的な設備のチェックやメンテナンスが施されています。
リノベーションによってきれいで使いやすいだけでなく、安全への取り組みも進んでいるのです。

もし購入後に転勤やライフステージの変化でマンションを手放すことになっても、資産性の維持がしやすいマンションならば、より安心ですね。

今回は、マンションの安全性を知るための基準になる「住宅瑕疵保険」についてご紹介しました。
中古マンションを選ぶ場合、立地や広さ以外に住宅保険の有無に注目してみてもいいかもしれませんね。