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川崎市で認可保育園に入園したいなら知っておきたい「利用調整基準」

コラム

川崎市で認可保育園に入園したいなら知っておきたい「利用調整基準」

川崎市で認可保育園に入園したいなら知っておきたい「利用調整基準」

川崎市の待機児童数はゼロとなっていますが、全ての世帯が第一希望の認可保育園に入園できているということではありません。
子どもを希望通りの保育園に入れるためには、認可保育園に入る優先順位を決める「利用調整基準」の仕組みを詳しく知っておくことが大切です。
そこで今回は、川崎市で保育園探しをしている方に向けて、保育園の利用調整基準について紹介していきます。

川崎市の保育園の「利用調整基準」とは

利用調整基準というのは、保育園への入園希望者が定員よりも多かった場合に、入園希望者を順位づけして入園者を決めていく仕組みのことです。
利用調整基準の順位は、保育園に入る必要性の高さで判断されます。
利用調整基準の仕組みは自治体によって大きく変わるものです。
川崎市の場合には、2つのランクに分けられたあと、「調整指数」という数字を使って入園希望者をさらに細かく順位づけしていくという方法を採用しています。

利用調整基準はどのように決まる?

利用調整基準のランクは、保護者が就労している場合には月何時間就労しているのかによって変わります。
ランクが高くなる条件は、妊娠中や産後すぐ、ひとり親、病気や介護といった事情がある世帯などです。
世帯の各保護者にランクがつけられ、保護者の中で最も低いランクがその世帯のランクです。
Aランクの世帯から優先的に保育園に入れることになるので、例えば両親ともにBランクの世帯と、父親がAで母親がCランクの世帯があれば、前者のほうが優先度は高いということになります。

利用調整基準の「調整指数」とは

1段階目で各世帯のランクを決めたあと、同ランク内の利用調整指数表という指数に基づいて優先順位を算出していきます。
指数の基準は例えば、ひとり親世帯なら10点、生活保護世帯なら7点です。
同ランクで同指数の世帯があれば、調整項目表という項目を使って点数が高い方を優先することになります。
保育園の利用調整基準は、入園申し込みの締切日までに提出した書類によって決められるので、きちんと書類を揃えて提出することが大切です。

希望の保育園に入園するためのポイント

希望の保育園に入園するためのポイント

川崎市では、「どの程度のランクや指数があれば確実に保育園に入れるか」といった基準は公表されていません。
口コミでは、「両親ともに月140時間以上の労働があるだけでは確実ではない」「ランクがAで指数が6点以上なければ希望の保育園への入所は難しい」といわれています。
もしも希望の保育園に入れなかったときには、なるべく早く役所で相談しましょう。
1次利用調整に落選しても2次利用調整に通ることもありますし、認可保育園以外の保育施設に子どもを預けられることもあります。

今回は、川崎市の認可保育園の利用調整基準について紹介してきました。
子どもを保育園に入れようと考えている方は、利用調整基準の仕組みをよく理解しておきたいですね。
生活スタイルに合った保育園に入れるよう、まずは役所で相談したり、情報収集をしたりすることから始めてみましょう。