住宅ローンを利用した家の購入やリフォーム・リノベーションの際、一定の要件を満たしていれば税金が戻ってくる制度のことです。
一定期間その年の所得税から控除され、引ききれなかった場合には住民税からも控除されます。
■法改正で対象物件が拡大！ 50㎡ → 40㎡以上へ
2021年度の税制改正により、住宅ローン控除が適用される物件の対象が拡大されました。現在の「床面積50㎡以上」から「40㎡以上」になります。
これにより、リリファ世田谷上野毛のすべての住戸が
住宅ローン控除の対象になります。
■消費増税にともない、控除期間が10年→13年に延長
税金が控除される期間は原則10年間ですが、2019年10月の消費税増税にともない3年延長し、13年間となりました。
延長3年分の控除額として、上限も80万円ほど引き上げられています。
住宅ローン控除は、新築のほか、中古住宅の購入やリフォーム・リノベーションも対象になりますが、適用を受けるためにはそれぞれの要件を満たす必要があります。
■中古物件を購入の場合
1. （ローンの名義人が）取得後6か月以内に入居し、継続して住んでいる
2. 床面積（登記面積）が40㎡以上
3. 床面積の1/2以上が居住用（店舗や事務所を併設する住宅の場合）
4. 控除を受ける年の所得金額が3,000万円以下(床面積50㎡未満の場合は1,000万円以下)
5. 金融機関のローンを利用している（例外あり）
6. 住宅ローン等の返済期間が10年以上
7. 贈与された／生計をともにする人から取得した物件ではない
8. 併用不可である減税特例の適用を受けていない
9. 建築後、使用歴がある
10.建築から取得までが20年以内（鉄筋コンクリート造などの耐火建築物は25年以内）
住宅ローン控除（減税）の還付を受けるためには申請手続きが必要ですが、1年目と2年目以降で内容が異なります。
低所得層を対象に10万円～50万円の現金を給付面積要件が緩和され、50㎡→40㎡以上へ
住宅ローン控除と同じく、「すまい給付金」も面積要件が緩和され、50㎡以上から40㎡以上となりました。リリファ世田谷上野毛も対象物件となり、住宅ローン控除と併用することで、さらにお得になります。また、合わせて適用期間も延長されました。
所得が少ない場合、住宅ローン控除では減税の恩恵を十分に受けられませんが、すまい給付金ではそういった所得層を対象に10万円～50万円の現金を給付します。給付対象となるのは収入（目安）が775万円以下の人。収入が少ないほど給付額が多くなる仕組みです。
