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住みやすいと人気! 第一種低層住居専用地域とは

住みやすいと人気! 第一種低層住居専用地域とは

住みやすいと人気! 第一種低層住居専用地域とは

市街地はその用途と活用から、細かく12種類に分類することができます。
皆さんはご自分の住んでいる場所がなんと呼ばれる地域に分類されているかご存知でしょうか?
かなりの人が答えられず、自分の地域の分類名を聞いてもピンとこないのが現状ではないでしょうか。

12種類ある地域の中には、「第一種低層住居専用地域」と呼ばれる町があります。
具体的に例を挙げるなら、品川区・目黒区の「東五反田5丁目」(池田山)、「東五反田3丁目」(島津山)、「上大崎2丁目」(白金長者丸)、「北品川5丁目」(御殿山)、「北品川6丁目」(八つ山)といった城南五山などが該当します。青葉台、上目黒などにも対象地域が存在します。
このように、本当に限られた場所にのみ存在する地域なのです。

では上で挙げたような町は、どのような場所なのでしょう。
行ったことのある人達はこれらの町のある特徴に気づくと思います。
それは、1件1件の家が低く敷地が広いことです。

家などを建てる際にかなりの制限がかかっている、第一種低層住居専用地域。
今回は第一種低層住居専用地域の特徴とメリット・デメリットについてお話します。

12の用途地域の中で1番規制が厳しい!

12の用途地域にはそれぞれ、建てていい建物、建物の広さと高さ、開いていいお店などが決められています。
その中でも第一種低層住居専用地域は「低層住宅に係る良好な住居の環境を保護するため定める地域」として、ひときわ厳しい規制が設けられているのです。

敷地面積に対する建築面積の割合を占める健ぺい率の限度は30%から60%の範囲内(10%きざみ)で指定され、容積率の限度は50%から200%の範囲内(6種類)、高さが10m(または12m)以下に制限されています。

これによって開放的で明るい街並みが生まれ、良好な住環境からとても人気の高い場所なのです。

人気地域のメリットとデメリット

人気地域のメリットとデメリット

第一種低層住居専用地域のメリットは何といってもその開放的な住環境ですが、ほかにもメリットはあります。

まず建物に高さ制限が設けられているため、買った後に新たなマンションが建って日照権が侵害されるようなことはありません。

さらには建ぺい率の低さから空地が増え、必然的に自然豊かな町になります。
緑に囲まれたストレスフリーな生活を送ることが可能です。

ですがその一方で、デメリットも存在します。それは利便性の悪さです。
まずコンビニやスーパーなどの大規模な商業施設が建てられない地域ですので、買い物は必然的に離れた場所まで行かなければなりません。

また、駅から離れている場所も少なくないので、必然的に移動には車が必要となります。
さらに厳しい建築規制から、後年家を拡充したくなっても改修が難しいという面も挙げられます。

静かなセカンドライフに向いた場所

多少のデメリットも抱えている第一種低層住居専用地域ですが、いぜん高い人気を誇っています。

交通と買い物の不便さを補う手段があれば、高い満足度を得られる場所と言えるでしょう。
特に、交通と買い物に便利な駅から近い第一種低層住居専用地域の物件は多くはありません。

新居購入を検討されているかたは、そうした物件があれば、検討してみてはいかがでしょうか。

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