グループ力・お住み替え

グループ全体で、
お客さまにとっての最適な将来設計を。

登場人物

羽鳥 章
羽鳥 章
(株)リビングセンター 賃貸部カスタマーサポート課 次長代理
池田 真央
池田 真央
(株)リビングライフ 賃貸事業部 次長
大平 圭介
大平 圭介
リビング建設(株) 工事部 リフォーム課 課長代理

まずは各事業部における、
みなさんのお仕事を教えてください。

池田 真央
以前は住宅流通事業部で、売買仲介の営業として個人のお客様に物件をご紹介する仕事をメインにやっていました。13年ほどの在籍期間中、半分以上は管理職としてやっていたのですが、その間も一般社員と同じように個人でお客様を抱える営業もやっていましたね。お客様と接するのが好きなんですよ。一昨年の12月からは店舗拡大を視野に入れた体制改革に伴い、賃貸事業部へ異動。現在は次長として、事業部の責任者をやらせてもらっています。
羽鳥 章
(株)リビングセンター賃貸部カスタマーサポート課では、オーナー様から物件をお預かりし、賃貸条件の検討から入居者募集、入居後のよりよい賃貸生活を提供するまでが主な仕事です。オーナー様に対しては「保有する物件を売却すべきか?貸した方がいいのか?」など、資産運用に関する相談のアドバイスや提案を行います。また、住宅流通事業部など販売の部署から「以前買っていただいたお客様が、物件を人に貸すことを検討している」と紹介をいただくケースもあります。
大平 圭介
私はリビング建設(株)リフォーム課で、個人のお客様の依頼はもちろん、グループ会社の(株)東横建設が引き渡しをしている2000戸以上の建売のリフォーム依頼や工事、また住宅流通事業部をはじめとする(株)リビングライフの販売部署からのリフォーム・フルリフォーム依頼を受けています。池田次長とは仕事でタッグを組む機会が多いのですが、毎回とてもやりやすい。お客様とすでに信頼関係が築けているので、打ち合わせもスムーズでとても助かっています。
羽鳥 章
それは私も思います。本来ならイチから関係性を築かなくてはいけないところを、池田次長の場合はお客様からの信頼が厚いから「池田さんが言うならそれでいいよ」とか「池田さんが紹介してくれる人なら大丈夫だ」と、私たちのことも信頼していただける。営業としてお客様とまさに理想の関係性を築けていて素晴らしいなぁと、いつも感心しています。
池田 真央
ちょっと照れますね(笑)。ありがとうございます。私の営業スタイルはいわゆるインファイターというか。お客様の懐に飛び込んで関係性をつくるのが得意なタイプなのかなと。何でもはっきり言うタイプなので、物件をご紹介する際には、いいところも悪いところも洗いざらい伝えます。そういったところも気に入っていただける理由かもしれません。初期にご契約いただいたお客様とは今もお付き合いがあり、コロナ前は1年に1・2回は自宅に招いていただき会食する機会もあって。本当にありがたいことだなと思います。

皆さんがチームで取り組んでいる案件が
今まさに進行中ということを聞きました。

池田 真央
弊社の近くでコンビニを経営されているお客様で、店舗近くにご自宅を構える際にお手伝いさせていただいたのが最初の出会いでした。今では公私ともにお世話になっていて、お付き合いはかれこれ8年程になります。そのお客様から「母親が老人ホームに入るので、実家のマンションをリフォームして賃貸物件として人に貸したい」という相談を受けまして。うちならリフォームから賃貸管理まですべて対応できます、と提案させていただきました。
大平 圭介
そのお客様とはこの案件の直前にも、ご自宅のリフォームの相談をいただいていました。釣りが趣味ということで、ルーフバルコニーに水栓を増設して、シンクを置いて魚を捌きたいと。「おぉ、いいですね!」と二人で盛り上がっていたのですが、直前になって「母親が老人ホームに入居することになったので、リフォーム費用を施設への入居費に回したいから」と断念。とても残念そうにしていたのが印象的で…。でも、だからこそ今回の話をいただいた時は「なんとしてでも力になりたい!」と強く思いましたね。
羽鳥 章
私はまだお話したことがないのですが、池田次長と厚い信頼関係が築けていることは聞いていました。「池田さんにすべてをお任せするよ!」と言っていただけているとか。気さくで優しくて、誠実で、本当に素晴らしいお客様だと伺っています。
池田 真央
長年対応してきたなかでも本当に人として尊敬できる方で、そんなお客様に「書類をつくってもらえればサインするよ」とまで言っていただけているので、こちらも期待以上のパフォーマンスをしなければ!と身の引き締まる思いです。
大平 圭介
リフォームの進行の面では、ご自宅が近いことも有り難かったですね。普通のお客様だと、なかなか平日に時間は作れないんですが、このお客様の場合は「もうお店きちゃってよ」と。バックヤードで打ち合わせさせてもらい、すべてがスムーズでした。契約もそこでやっちゃいましたからね(笑)。
羽鳥 章
契約までが早かったですよね。カスタマーサポート課では通常、リフォームが完了してから賃貸管理の相談がくるので、今回のようにリフォーム段階からご依頼いただくケースは滅多にありません。さすがだなと思いましたね。ただ、私の仕事はリフォーム完了後からしか動けないので、まだできることがありません。つまり、ただハラハラドキドキする日々を過ごしているという状態です(笑)。
池田 真央
すみません(笑)。たしかに、かなりフライングでしたね(笑)。

案件を進めるなかで、大変だったことはありますか。

池田 真央
そこでいうと、お二人には無茶なお願いばかりしておりまして。というのもご実家のマンションがあるのは埼玉県で、本来は対応しないエリアなんです。簡単に言うと利益を出すのが難しい。都内の職人さんや協力業者に埼玉県まで行ってもらうので、人件費も通常より上がってしまうんです。
大平 圭介
そこは頑張りました。いつもお願いしている業者さんに「今回だけ特別だから」と説得して、通常の価格で納得してもらいました。それよりも大変だったのは残置物。急遽お母様が家をでる形だったので、冷蔵庫のなかや衣類などもそのまま。お客様も途方に暮れてしまっていて。いつもならお客様に処分してもらうのですが、検討に検討を重ねた結果、うちから専門業者に頼んで、金額を半分以上負担することにしました。
池田 真央
えっ!?そこまでやってくれたんですか?それは知らなかったです。
大平 圭介
なんか恩着せがましいかなと思って(笑)。言いませんでした。
羽鳥 章
お客様への寄り添い方がすごい。なにがそこまで大平さんを突き動かしたんですか。
大平 圭介
期待してくださっていることへの、恩返しというか。だって地元のリフォーム屋さんに頼めば、もっと安くできるかもしれないじゃないですか。それにも関わらず、信頼だけでうちに依頼をしてくれている。すごくありがたいことじゃないですか。ならば絶対に「ここに頼んでよかった」と思ってもらいたい。そういう羽鳥さんも、おなじ気持ちなのでは?
羽鳥 章
そうですね。たしかに賃貸管理においても、地元の業者にお願いすればもっとスピーディーに対応できるはずで、それもわかった上でうちのグループにお声掛けくださっている。プロとしては簡単に「できません」とは言いたくないですよね。ただ正直、池田次長の「なんとかお願いできませんか!」という熱意に負けた、というのもかなり大きいですが(笑)。
大平 圭介
それは、すごくわかります(笑)。
池田 真央
なんか、すみません (苦笑)。
羽鳥 章
最初にこの相談をもらったときは、土地勘のないエリアだったので、ちゃんと借り手が付いてくれるのか不安もありました。都内とは相場も違うので家賃の査定も難しくて。そこで一度物件を見に行くことにしたんです。するとマンション自体の世帯数も多く、かなり立派な物件だったので、入居者が決まらないという不安はなくなりました。あとはリフォームをリビング建設がやってくれるというのも大きいですよね。内装での差別化もできると思います。
池田 真央
リビング建設のリフォームって本当しっかりしていますからね。この部屋だったら住みたい、と思える仕上がりにしてくれるので、そこはかなり信用しています。賃貸管理に関しても、羽鳥さんにお願いすれば鬼に金棒、なんの心配もありません。
大平 圭介
ありがとうございます。とはいえ完成予定まであと2ヶ月ちょっとしかありません。やっと解体が終わったところなので、まだまだ気は抜けません。コロナ禍で資材調達が遅れるなど、厳しい状況が続いていますが、必ず間に合わせますよ。
羽鳥 章
かなりギリギリですよね。でもお客様がもし「ただ安いから」という理由で地元のリフォーム会社にお願いをしていたら、期日には間に合わなかった可能性はかなり高いですよね。残置物を専門業者に処分してもらうだけでも、かなりの日数が必要になるでしょうし。
池田 真央
間違いないです。そこはまさにグループ力の賜物ですよね。お客様もリフォームに関して「いろいろ意見を汲んでくれてありがたい」と喜んでくださっていますし、賃貸管理に関しても「池田さんが信頼している人なら大丈夫、お会いできるのが楽しみです!」と言ってくださっています。お二人に協力していただけてよかったです。
大平 圭介
無事に完成して、羽鳥さんの方でしっかり入居者も確保して、この物件が軌道に乗ってお客様が安定した賃貸収入を得ることができたら、次はいよいよ夢の、バルコニーの魚洗い場ですかね(笑)。
池田 真央
復活するかもしれませんね。とてもやりたがっていたので。ぼくも釣りが趣味なので、まだ実現できてはいませんが「今度、釣りに行こう」という約束もすでにしてあります。
羽鳥 章
さすが、インファイターですね。
池田 真央大平 圭介
(笑い)
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