鉄人コラム

第七回目は団体信用生命保険のお話

住宅ローンを組みますと、同時に団体信用生命保険(団信)に加入できます。

この「団信」は、お申込人様が死亡または一定の高度障害になった場合、借り入れている住宅ローン残高が保険で全て弁済されるといった仕組みです。
つまり、住宅ローン残高分の生命保険に加入しているのと同等です。
万が一の際は、残されたご家族様には住宅ローンの負担がなくなります。
(勿論、ご自宅は普通に相続財産となります)

一家の大黒柱に何かあってもご自宅は残りますので、その意味では安心ですね。

民間金融機関の場合、健康状態にもよりますが、保険料負担なしで加入できる場合がほとんどです。
(ほぼ加入必須です。)
フラット35の場合は、加入期間中 保険料を年払いする必要があります。
(加入は任意です。)

保険期間は、民間・フラットともに住宅ローンの返済期間分で、死亡・高度障害に該当、または一定の年齢に達した場合終了となります。フラットは上記事由以外に加入期間途中で任意にやめることもできます。

死亡・高度障害以外にも、今 各金融機関は様々な団信商品を充実させています。
がん保障、3大疾病保障、7大・8大疾病保障などが代表的な例です。
こういった保障に入るには別途保険料がかかります。保険料の支払い方法も毎月払い、ローン金利に上乗せ等さまざまです。
保険料はかかりますが、住宅ローンとセットで開発された商品ですので、内容・保険料ともに魅力的です。

住宅ローン返済期間は長期にわたりますので、途中何が起こるかわかりません。
加入しておけば、なお一層の安心ですね。

住宅購入と同時に、こういった団信・疾病保障にも加入できますので、現在加入している生命保険とあわせてトータル的に保険を見直す良いタイミングです。

また、最近は一部の生命保険会社からフラット35の機構団信の代替え商品として、当初費用を抑えた保険が発売されています。

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